夏山合宿 女二人だけの奥穂高岳 2003.8.13〜16
メンバー リーダー貞苅恵美子 池松まちこ 山行目的 1. 岩稜地帯での登山技術の向上 2. ツエルト泊の体験 3. リーダーシップ・メンバージップの向上 4. 3年間の登山技術の確認 |
コースタイム 8/13日 曇り 大川発 4:50 上高地バスセンター出発 14:30 明神池 穂高神社経由 15:55 徳沢 16:40 横尾 17:55 8/14日 雨 横尾出発 6:45 本谷橋 8:00〜8:10 涸沢キャンプ場入り口 9:55 涸沢小屋 (中食) 10:05〜10:55 奥穂高山荘 13:10 |
8/15日 雨〜曇り 穂高岳山荘出発 5:55 奥穂高岳 6:30〜6:47 奥穂岳山荘着 7:23 奥穂高山荘発 7:40 涸沢ヒュッテ(中食) 10:40〜12:55 本谷橋 14:30〜14:50 横尾 16:20〜16:50 徳沢 18:10 8/16日 徳沢発 7:20 明神館 8:20〜8:40 上高地 9:40 |
8月13日 |
梓川から穂高連峰を望む | 屏風岩どっしりした山 |
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涸沢小屋 | 涸沢キャンプ場 |
しかし、登山道がはっきりしているとの事を聞いて登ることにしました。途中誰もいま せん。雨にうたれガスもかかり二人だけの寂しい登山です。 前後にうっすらと別のグループが見えた時とても安堵しました。山荘までには3点支 持の個所が沢山あったり、40センチぐらいの岩のゴロゴロした不安定な個所があっ たり、くさりばが1カ所、 梯子が1カ所位あり、注意してのぼりました。小屋につくと すぐにタオルが渡され心くばりに感謝しました。部屋も女性部屋で14人の定員に (多い時は28人であろう)9人でやっくりありお布団も1組使えました。 同室となった 方々と山の話をしたりして楽しく山小屋泊を満喫できました。 |
ザイテングラードを登る嬉しそうなえみこ(エミリー) | 奥穂高岳の下山途中でみえた常念山 |
8月15日 朝から雨です。小屋からの登りは少し緊張しました。でもしっかり3点支持をまもれば 大丈夫です。梯子が2カ所くさりばが2カ所ぐらいです。山頂はガスで何も見えません。 ジャンダルムの方向を1枚涸沢岳の方向を1枚記念にとります。 前を登っていたのが早稲田大学登山部でしたので記念写真をとらせてもらいました。 山頂は風もありやはり当初の北穂からの縦走は止めてよかったと改めておもいました。 くだりは恐さもなくなりましたが登ってくる人がふえてきました。 |
8/15AM6:30 やった〜 | 奥穂高の山頂早稲田大学の登山部の皆さんと |
穂高山荘で一息して涸沢をめざします。ときおりガズがとれテント場がみおろせ ました。ガスの為黄色い丸をたよりにおりました。しかしルートを10mほどはずしたので 次の印がなく、捜しているとき連れがケガをしました。足元が危険な場所で動きながら あたりをみていたのが原因です。しかしそのとき不安な気持ちになっていたと思います そのことについてはリーダーとしての私の責任です。ふたりとも反省しています。 そこで「山と渓谷」のフリーカメラマンの佐藤孝三さんに気づいて頂き涸沢ヒュッテ までザックを担いで頂きストックを貸していただきました。人の暖かさに触れました。 ありがとうございました。 この日は徳沢までおりましが、まちこさんは一度も痛みを 訴えることはありませんでした。そのがんばりには頭がさがりました。よくがんばったね。 100点の山行をして喜んでいた私達にまだまだ未熟と穂高が言っているようでした。 |
ザイテングラードを降りる | いい景色です |
8月16日 徳沢〜上高地〜松本〜名古屋〜久留米〜大川 赤福をみやげにかえりました。新幹線が遅れ特急料金8790円がもどってきました。 (2時間以上遅れた場合のみ) 女二人でいどんだ奥穂高岳への挑戦は幕をおろしまた。山行目的は大半達しました。 コースタイムも行動予定もくるうことなく出来ました。リーダーとしては50点ですが二人で 挑んだ奥穂高岳は、やはり自信と次への挑戦の柱となりました。 |
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